けものフレンズの魅力を考える

お題の通りです。今しがたけものフレンズの最終話を見終わり、素直に良い作品だったな〜と感じました。
ただ、具体的にどう良かったの?と聞かれるといささか返答に困ってしまいます。そこで、記事に書くことで魅力を認識することができたら嬉しいと思い、書いてみることにしました。

※ ネタばれ注意です。

キャラが可愛い

やはり、キャラが可愛いのが第一ですね。
見た目や声もさることながら、動物の特徴を織り交ぜた個性が際立っていた印象が強いです。
元が動物だった分、創造性はかばんちゃんより劣りますが、そこに優劣を頂かず、ありのままの自分とありのままの相手を受け入れる寛容さにも魅力を感じました。

また、動物が人間の姿に変化するという感覚が新鮮だったのも要因の一つですね。
大体、人物の見た目というのは似通ってしまいがちですが、元が動物の分、個性豊かなキャラが揃っているため飽きが来ませんでした。

ちなみに僕はギンギツネちゃんが一番可愛いと思ってます。
お姉さん肌で優しいギンギツネちゃんに律されたら言うことないですね。

世界が平和

さきほども少し述べましたが、それぞれのフレンズがありのままの自分を受け入れ、ありのままの他人を受け入れるという世界観が素敵に思いました。
これは悲しきことに、人の世がしばしばそういった面を見失いがちになることから特に惹きつけられる部分だったのだと思います。

陣地取りだったり、かばんちゃんを追いかけるフレンズがいたりと、少し平和から遠ざかるような題目だったりしても、話を進めていくと風船割りで勝敗をつけていたり、勘違いによるものだったりと不穏なものがなく、安心して見続けることができました。

絶妙の間

これは物語を進めていく上で、違和感を感じるほどではないゆったりとした間があって、その間が非常に心地良く感じられました。
具体的にどの部分というのが言いづらいのですが、特に意味もない光景をカットせずに流してる場面がこれに当たっていたりします。なんというか説明しづらいですね。。

サーバルちゃんがバスに轢かれた時の空気感が、僕の伝えたい感覚に近しいかもしれないです。

雑学が増える

CMに入る前と後で、各話に出てくるフレンズ(動物)の特性や修正を実際に動物園へ勤めている方が説明してくださります。
動物の知識というのは、専門家や好きな人でないとなかなか覚えないものなので、好きなアニメで説明頂けるのは雑学として覚えやすく良かったです。(ほとんど記憶に残ってないですが、、、笑

ゆるい感じのアニメに、真剣な説明が時折入り混じる様がシュールで面白いというのもありましたね。

ほど良い稚拙感

苦痛になるほどではない、ほど良い稚拙感に癒されましたね。 特にサーバルちゃんが「すごい!なにあれ?」を繰り返したり、ボスが喋ったときに「しゃべったああああああああ!」と安直に驚嘆を表現するあたりに心地良さを感じました。
陽気な音楽やこの程よい稚拙感があったため癒されるアニメになったと思いますね。

最後に

けものフレンズがこんなにも良く感じられるのは、ひとえに、キャラ構成やシナリオ、音楽/映像構成等だけでなく社会の現状もあるのかなと感じました。

IT化が進むこの現代ではどうしても智に傾きがちです。智に傾くと、どうしても理性がものをいい、感覚的な部分で楽しめるということは少なくなります。
これは、夏目漱石の草枕の冒頭文「智に働けば角が立つ」が示すそのものですね。

けものフレンズは、そういった面をケアしてくれるメンタルヘルスケア的要素が強かった作品だったのだと思いました。

僕もフレンズなりたい。。ジャパリパーク行きたい。。。